先日、塾が終わって知人の紹介で3人の兄弟姉妹に会ってきました。
一番下は中学生の女の子。東京学〇大学附属中。
2番目は高校生の女の子。御〇ノ水女子大学附属高校。
3番目は大学生で中堅の大学ですが、出身高校は巣〇高校。
3人とも超優秀です。
一番上のお兄ちゃんは、なぜ中堅の大学に行ったのかというと、
そこの大学にしか、自分の勉強したかった学部がなかったからだそうです。
3人は、特に塾へは通わず、希望の学校へ進学しました。
さて、どのように勉強したのか、
また勉強していると思いますか。
まず、自分に合った参考書や問題集を書店で買ってきます。
このとき安易に、これでいいやという選び方はせず、
じっくりと、他の問題集などと見比べて
自分に合うかどうかを調べます。
問題集は、なるべく薄めのものを選びます。
買ってきて、家に戻ったら・・・
一気に短期間(20日位)で終わらせるそうです。
そして、その問題集を何度も繰り返して
完全に自分のモノにしてしまえばいい、と
言っていました。
わからないときは、どうするの?と聞くと・・・
一番上のお兄ちゃんに聞くのかと思いきや、
とことん自分で考えるのだそうです。
参考書を引っ張り出したり、
教科書を読み返したり、
他の問題集の解説を見たりと
とにかく「自分一人」でできるところまで
考え抜く。もちろんお兄ちゃんも。
そうすると完全な答えは出てこなくても
多分こうだろう、というところに
必ずたどりつける!
と3人同じ意見でした。
そして、それが楽しいとも。
理科や社会は、教科書を見れば全部答えが
載っているので、あまり面白くないと
2番目の子は言っていました。
どうして塾には行かないの?と聞くと、
「塾は遅い!」
「何が?」
「進み方が」
「自分でやれば、問題集はすぐに終わるし
何度もやりたければ、やれるし、
他の問題集に移ったっていい」
決められた問題集や参考書でやるのは、つまらない
ということらしいです。
すごいな、と思いました。
と同時にうちの塾でも同じようにやっていることにも
気づきました。
ただ、うちの塾生は肝心の
「繰り返し」が圧倒的に少ないな、と
思いました。
この3人の勉強法に共通しているのは、
とにかく同じ問題集を
繰り返していることです。
最強ですね。
これができれば、塾に行く必要は、なるほどなくなります。
高いお月謝を支払う分、
多くの本や参考書を買ったり、家族で楽しいお食事もできます。
どうぞ参考にしてください。
最後にもうひとつ。
パパやママは、勉強しなさいって言うの?と聞いてみると・・・
3人とも
「一度も言われたことはないよ」
やっぱり。