高校受験生へ向けて思いついたときに、思いついたことや
普段考えていることをお伝えしていきます。
新しく「受験生へ」というカテゴリーを作りました。
勉強には直接関係のないことも書くかもしれませんが、
きっと将来、何かしらの形で役に立つはずです。
勉強に限らず、あらゆることに通ずる内容にしていきますので、
自分の生活や勉強に置き換えて、思索をする糧にしてみてください。
第1回目(#001)は、「スタート地点に立つために」です。
いま塾に来て、一生懸命に基礎・基本プリントの仕上げに向けて
頑張っていますが、これが「受験勉強」と思ってもらっては困ります。
スポーツで言えば、準備運動をしているだけです。
柔軟体操程度のものです。
今やっている学習は、スタート地点に立つための準備であって、
志望校合格のための受験勉強は、この先にあります。
現在の学力より「上」の高校を狙うのでしょうから、
それなりの覚悟をしておきましょう。
現在の学力より「下」の高校に行くのなら、
学力を維持しておく程度で大丈夫です。
「上」を狙う受験生は、夏休みに入ったころから始めますが、
徐々に本番へ向けての学習が本格化してきます。
主に時間制限を設けて「問題を解く」ことを
繰り返していきます。
こうすることで、本番では時間的な余裕ができ、
ケアレスミスを防ぐこともでき、得点に結びつきます。
本格学習に入って、確実に解ける問題はいいですが、
どうしてもつまづいてしまう弱点項目があるはずです。
それをきちんと記録(何ができなかったのか)しておいて、
その項目を基礎・基本プリントから見直し、基本問題だけは
なんとしても解けるようにしていってください。
今やっていることは準備ではありますが、
準備さえキチンとできていれば、絶対に大丈夫です。
反対に準備ができていなければ、負けます。