英語多読の途中経過。課題はいっぱいです。

英語多読の効果は、わかっているつもりですが、
実際に英語多読を実践して
収穫を得てていただきたいのは目の前にいる
小中高の塾生たち。

世の中の英語ができるお母様方なら、
英語多読の効き目はご存じの方が多いはずです。

ただ色々と難問が多いのも確かです。
まず一番大変なのが、本を揃えること。
それもうんとやさしい内容のものが大量に必要です。

中学生や高校生だからと言って、
日本語の知的レベル内容で、英語の本を読ませても
英語多読を成功させることはできません。
つまり、英語を日本語に訳さずスラスラと
読めるようには、なれないということ。

内容も幼稚で、
英文自体も簡単すぎるくらいのところから
始めないといけないのが、この英語多読です。

昨今の諸事情で、納品が遅れている本もありますが、
現在は、とってもやさしい内容の本が
とりあえず約300冊くらいは揃いました。

まずは、これでスタートを切ります。

英文で書かれている内容が、初めは幼稚すぎるのですが、
中高生の英語年齢は、2~3歳くらいだと思っています。
実際の知的レベルと同等の英文を読めるようになるには、
やはり、100万語以上の英語多読が必要でしょう。

そこまで、いかにして引っ張っていくか・・・。

中学生の中には、きっとどうしてこんな子供の絵本を
読まなくてはいけないのか、と思っている子もいるかもしれません。
ただ、そこは実際に読んでみて、自分の実力を知ってほしいと思います。
分からない単語、単語はわかっても理解できない英文というのが
あるはずです。また、発見もたくさんできると思います。

この塾は英語を専門にしているわけではないので、
英語の他にもやらなくてならない教科がたくさんあります。
定期試験対策もしていかなくてはいけません。

こうした中で英語多読も並行していくとなると、
色々と考えることが多いです。

先日、”ORT”(オックスフォード・リーディング・ツリー)に
追加した多読用の本が届きました。

手のひらに収まるくらい小さな本ですが、
英文を理解していくための工夫が随所に見られます。
中学生の英語が得意な子でも、わからない単語もでてくるのではないでしょうか。

このシリーズだけで116冊あります。

全部読み終えれば、
周りの中学生と比べて圧倒的に単語数も増えるでしょうし、
英文の読解力も自然と身についてきます。

塾生の英語多読は始まっていますが、
ひとりひとり進み具合も理解度も違います。
慎重に観察しながら、彼らの英文読書力を伸ばしていきます。

ちなみに私自身も塾生と同じレベルの本を全部読んでいきます。

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