成果よりも負けずに何度も挑戦していくことが大事

夏休みも終わり、学校が始まりました。

子供たちとお話をしてみると、
学校が始まってうれしい、という子と
もっと夏休みのままがいい、という子に分かれます。

学校がいいという子は、
夏休みのイベントが少なかった子で早く友達と遊びたいようです。
夏休みのままがいいという子は、
普段は出来ないことにたくさん挑戦していたりして、
もっといろんなことをしたいようです。

今は昔と違って、お父様お母様もとても忙しい方々が多く、
あまり思うように子供たちと遊ぶ時間も少ないようです。
子供たちはつまらないでしょうね。

さて、

一ヶ月ほど前に中国から日本に来たばかりで
日本語もまだお話しできない子が入塾しました。

1年生です。

始業式には、自己紹介のあいさつをしなくてはいけないため
何度もあいさつの猛特訓(?)を重ねました。

その成果をご覧ください!

オロシク オメキデス???

何度やっても「よろしくお願いします」とは言えませんでした。

ま、子どもですから吸収力もありますし、
みんなと遊んでいるうちに日本語もきっと上手になるでしょう。
まったく日本語がわからない子に日本語を教えるというのは、
特別な技術が必要です。しっかりとした日本語教授法を学んでいなければ、
出来ないと思います。

今はこんな状態でも、いつかビックリするほど日本語を話すことが
できるようになり、この動画もなつかしく、楽しく見る時がくるでしょう。

今はご両親がお仕事を終えるまでお預かりすることと、
絵を見て物の名前を覚えてもらう程度のことしかできません。
あとは、たくさん一緒になって遊ぶことだと思っています。

彼が将来、立派な大人になり
日本と中国の懸け橋となるような存在になってもらいたいです。

外国語の習得に限らず、
何かを無意識レベルで使いこなしたりできるようになるには、
それにかける「時間」と「量」がどうしても必要です。

勉強も全く同じです。

だれでも、ひとつのことをコツコツと続けてさえすれば、
周りがアッと驚くような成果を導き出すことが
できるようになります。

途中で決して投げ出さないこと、
諦めないこと、
続けること、
希望を持つこと、だと思います。

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