勉強は大事。でも、もっと大事なことがある。それを教えてくれるのは、やっぱり子供たちです。

小学校4年生の男の子が大声を上げて

「早く勉強しろ!」と叫んで、

とても怒ってカンカンです。

しかし、塾生ひとりを含めた3人の同級生の女の子たちは

そんな声には、どこ吹く風と受け流し

とても楽しそうでニコニコです。

時間もまだ早かったので、塾生もほとんどいないことをいいことに
女の子たちは自分たちで買ってきたインスタントラーメンを
私に作ってと、せがんだのでした。

この対照的な表情をした4人を見事に描いたのは、
絵の中で大声を上げて怒っている男の子の妹。

小学校2年生です。
サラサラっと描いていました。

ひとりひとりの紙コップ、ペットボトルの麦茶、
温かそうな湯気を上げているインスタントラーメン。
とっても上手だと思いませんか?

表情がいいですよね。女の子たちがとっても楽しそう。

小学校4年生だと、身体は女の子の方が大きい。
小さなお兄ちゃんは、威勢はいいですが、
女の子たちに

「なによーっ! やるの?」

なんて言われようものなら、
もっと小っちゃくなっちゃいます。

そんな光景を見ていると、とても心がなごみます。

勉強は大事です。

でも、もっと大事なことは、
子供でいることのできる、とても短い期間にどれだけ

「楽しい!」「おいしい!」「うれしい!」

という「喜びの感情」を何度持てるかだと思います。

この感情の数が多ければ多いほど、
将来幸せな人生を送れるのではないでしょうか。

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