中学生で「数学が苦手」という子は、
間違いなく小学算数に穴があります。
数学が苦手という子には、『小河式プリント 中学数学基礎篇』で
小学算数のチェックテストをしてみることにしています。
2年生から6年生までの問題を厳選した、
算数の理解度を計る確認テストです。以下は目次です。
更に、「はしがき」を読んでみましょう。抜粋です。
学校の授業がわからないのは、みなさんのせいではありません。数学について言えば、1970年代から一貫して、たし算、ひき算、かけ算、わり算の基本的な計算の練習時聞が、小学校の授業時聞から減っていってしまったためなのです。数学はつみあげの学問です。土台がしっかりしていないから、つみあがっていかないのです。
文部科学省の調査でも、また私の独自の調査でも、中学に進む子どもたちのうち約9割が、小学校段階の算数でつまずいています。だから、わからないということはまったく恥ずかしいことではありません。
ほとんどの中学生は、どこかしらに穴があるものです。
チェック後にできなかったところだけを
集中的にやり直します。
また、計算力を高め、速めるための計算も
たくさん解いて鍛えます。
この基礎篇には、図形は省かれていますが、
短期間(約1ヶ月)で一次方程式までを一気に
終了することができます。
数学が得意!というレベルには、なるのは難しいですが、
とても効率も良いし、市販教材ですのでご家庭でも
取り組むことができます。
数学が苦手なまま、進級していくと
学力を取り戻すのにとても時間がかかります。
1年生で学ぶ項目は1年生のうちに
2年生で学ぶ項目は2年生のうちに
キチンと理解しておくことが、一番大事です。
分からないままにしてしまうと、
とても後悔する日が必ずやってきます。