少しわかりづらいかもしれませんが、塾生の親指の付け根に
10円玉大の大きな水疱(まめ)ができていました。
痛くて歩きにくい、とのことでしたので中の水を抜いてあげました。
運動会の踊りの練習を繰り返したようで、
一生懸命まじめに足に力をいれて頑張った証(あかし)です。
こうした物理的な動作を繰り返せば、
皮膚の表面などには、すぐにその痕跡(こんせき)が
あらわれます。
勉強の場合はどうでしょう。
勉強などである項目を繰り返した場合は、
パッと結果が表れることはありません。
しかし、必ずその努力や行動がジワジワと
結果として形になってきます。点数とかですね。
普通はすぐに結果が出てこないので、
多くの子たちはあきらめてしまいます。
そんな中でも、地道に努力を続ける子がいます。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と根気よく続けていくうちに、
ある日突然、その努力の芽が顔を出し始めます。
芽が出てくれば、その芽は必ず育ち始めるものです。
その時まで、忍耐強く続けられる人だけが
栄光を勝ち取っていくのだと思います。