習い事、親の希望は英会話
子供に新たに習わせるなら、英会話かプログラミング――。
オンライン教育のイー・ ラーニング研究所が2017年12月に実施した調査で、 こんな保護者の願いがうかがえた。
17年に習わせた習い事はスポーツ系(52%)、学習塾(35%
)、音楽系(30%)が多かった。一方、 保護者の間で話題になった習い事が「ある」 と答えた人の4割強が英会話とプログラミングをあげた。 新たに始めたい習い事でも英会話が52%、 プログラミングが47%と目立った。
20年度に始まる新学習指導要領では、
小学生で英語が正式教科となり、 プログラミング教育も必修化する。同社担当者は「 両方とも企業の参入が多く、人気は高まる」とみている。
つ・む・ぎ・NEWS(教育最新情報)より
私は小学校からの英語教育には、あまり良い印象を持っていません。
もっとハッキリとした言い方をするとすれば、
「反対!」です。
2020年度から3,4年生は35コマ
5,6年生は70コマに増えると言っていますが・・・。
これでは英語は身につきません。しかも1コマ45分。
英語ごっこですね。
特別な英語の勉強をしていないかぎり、
99.9%は日本語の音と環境で暮らす私たち日本人。
こうした中で外国語を身につけるためには、
99.9%を押し倒す意志と学習量が必要です。
私は、日本語教育にもっと力を入れるべきだと思っています。
外国語を身につけるためには、
しっかりとした母国語の基盤が必要です。
日本語力以上の外国語力は身につきません。
英語は中学からのスタートで十分です。
というより、その方が効率がいいと考えています。
日本語の基盤が出来上がっていますから。
今後は、詐欺まがいの情報が多く流れるでしょう。
そして、その情報をうのみにした親たちは
これからは、英語だ!うちの子供にもやらせなくては
グローバル社会では生きていけない!!と、
高額の授業料や教材費を支払い、毎日の生活費を
切り詰める羽目になるのです。
英語なんて、本気でやりたいのであれば
市販の教材(1200円くらい)を買ってきて家で毎日接していれば
相当の力がつきます。
CDもついていますからひとりでできます。
お母さん方が大好きなネイティブの録音です。
世間の不確かな情報には、くれぐれも気をつけていきたいです。
子どもといつも接する私たち大人が
確固とした教育観をもっていれば、
根拠のない情報に惑わされることはないでしょう。