学習量に比例して、成績は伸びていきます。

なんとも当たり前なタイトルですが、わかっていない塾生がいるので
ここで書いておきます。

中学2年生には、先月より志望校を5校選んでいただきました。

まだ、学校のことも良くわかっていない段階での選定でしたが、
今後自分の成績とにらめっこしながら、また、もっと自分に合った
学校が見つかれば変更していっても構いません。

この時期に志望校を決めていただいたのは、
毎月行っている学力テストで志望校の合格判定ができるように
なったことと、何よりも「高校受験」というものに意識を
そろそろ向けていただきたいからです。

まだ、のんびりしていても大丈夫だろうと思うか、
それとも、もうエンジンをかけ始めないと間に合わないと思うか
それは、個人によって違うでしょう。

こちらから見れば、全員がすぐにエンジンをかけ始めないと
高校受験の学習範囲を終えることはできないと思っています。

これをご覧ください。

こちらは、高校受験の最低半年前までに終えていただきたい
各教科の基礎プリントです。全プリントではないのでまだ増えていきます。

これ以外にも学校のワークや宿題等、やることは山ほどあるはずです。
塾へ来るたびに、数枚でもいいので進めていかないと終わりません。

このプリント終了後に、やっと受験問題の演習へと入ります。
終了しなければ、受験問題演習はしません。解けないからです。
多少あやふやでもいいので、まずは全てを1周してもらいます。

ほぼ完ぺきになった単元は、ファイルから抜き別のファイルに保存します。
そして、苦手な単元が残りますので、それを繰り返します。

私立一本に絞っている子は、受験勉強としての理科・社会は
やらなくてもいいので、3教科に集中して、力をつけてください。

公立を第一志望としてねらう子たちは、ほぼ覚えれば良いだけの
理科・社会で高得点が取れるよう何度も同じ問題を繰り返し、

「この項目だったら、ほぼ完璧!」

というものをいくつ作れるかが勝負です。

覚えるだけの勉強なんて、つまらないですが、
【キチンとした勉強】は、高校・大学でやっていけばいいんです。

今は機械的にガンガンいろいろなことを覚えることが必要な時期です。
それができるのも今だけです。大人になってからではできません。

英語と数学で実力をつけるには、基礎力を確実に積み重ねる
学習がどうしても必要ですので、時間がかかります。
ですから、少しでもいいので英語と数学は【毎日学習】を
していかなくてはいけません。

毎日勉強していれば、あるところで学校で成績の良い子たちを
一気に抜ける日がやがて訪れます。コツコツやれば、必ずそうなります。
どんなことでもいいので、毎日やることです。プリントも用意してあります。

現在より学習量を増やさずに、成績があがることは絶対にありません。
成績を上げたい、偏差値を上げたい、志望校判定でA判定がほしい、と
思うのであれば、今の学習量の3倍は必要です。

すき間時間を上手に使えば、3倍なんて簡単です。

学習量を増やさずに、成績だけを上げたいなんて虫が良すぎます。
勉強もろくにせずに、「わからない!」なんて言わないことです。

もう中学生です。立派な大人です。そのくらいは分かるはずです。
それでも勉強に手をつけられないのであれば、どうしたらできるように
なるかを一人でじっくりと考えてみてください

成績の良い子と、あまり成績の良くない子の差なんて、
実は大したことはありません。ほんのちょっとの差でしかないのです。

勉強をやってるか、やっていないか、だけの差です。

ですから、「やるか!やらないか!」をまず決めましょう。
そして、以下の文を覚えておいてください。

行動に当たっては、短時間で最高の成績を上げることを心に誓え。
そして心の中に達成意欲がメラメラと燃えるまでは決して、
行動に移ってはならない。やってやるぞと一声叫べ。

こうなってから、始めてみてください。これは管理者養成学校で教わった
「行動力基本動作十ヶ条」の第2条からの引用です。

達成意欲がメラメラと燃え上がるまでは
決して、行動に移ってはならない。 というところがミソです。

ただし、あまり時間を空けすぎると間に合わなくなりますよ。

やる! と決めたのなら、何が何でも受験日まで学習し続けるのです。
一日に決めた学習量をこなすのです。習慣になってしまえば、
毎日の勉強をやらないとムズムズしてきます。

もし、スマホが一日なかったらムズムズするはずです。
不安になるはずです。それは、スマホを毎日いじり、見ることが
習慣になっているからです。それと同じです。

学習量は絶対にウソをつきません。これはやった人にしかわかりません。

やらない、という選択もあります。
これは自由です。

勉強をしなくても、私立であれば受かるところはたくさんあります。
都立でも学校の勉強さえしっかりとしていれば、受かりそうな学校もあります。

やらないと決めたら、塾にくる必要もなくなるし、
自分の自由な時間も増えるので、

きっと楽しい毎日になるでしょう・・・。

・・・?

そう思いますか?

実は、反対につまらない毎日なるんですよ~(-_-)

「挑戦なき人生は、つまらないんです!」

つまらない人生でよろしければ、どうぞそちらをお選びください。

私も含め人間というのは、弱い生き物です。
楽な方へ、楽な方へとドンドンと流されていくのです。
気がついた時は、もう遅いでしょう。

自分自身を引っ張る、「もう一人の自分」を持ちましょう。
あの時は、本当に良く勉強したという思い出を作ってください。
こうした辛く大変な思いをした体験だけが、
懐かしい一生の思い出となります。

『弱い自分』と、それと戦う『もう一人の自分』。

この格闘が、人の一生ではないかと思います。

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