周りに頼ることなく、ひとりで立ち向かう決意ができれば成績は上がります

昔と違って、今は身の回りに何でもそろっている時代です。

物だけでなく、人もそろっているという印象を受けます。

人がそろっているというのは、

何でもやってくれる人が子供たちの周りに多いということ。

時代が違うので、昔が良くて今はダメということではありませんが

親が子供に手をかけすぎのように感じます。

昔は、何でも自分一人でやりました。

習い事のバッグを

お母さんが持ってあげている光景を

よく見ますが、いつも「どうかな~」と思ってしまいます。

私が少年の頃、

剣道の防具が入った大きく重い袋を

竹刀袋にギュッと結んで肩にかつぎ、

毎日道場に通ったものですが、

先日、お母さんが全部背負っているのを目撃!

子供は手ぶらでアイスを食べていました。

あれでは修行になりませんよね・・・。

親は子供に何を学んで欲しいんだか分かりません。

何でもやってくれる・・・。

子供たちは、そう思っていますよ!

心の中で。

そして、こうすれば、こう言えば

やってくれるということも

ちゃんと知っています。

強くて、たくましい立派な大人に

なってもらいたいのなら

何でも

自分一人でやらせてみてください。

できるのに、やらないだけですから。

よわっちー人間にだけは

してはいけません。

弱さは不幸です。

強いということは幸福です。

何があっても負けませんから。

勉強だってそうです。

よく子供たちはこう言います。

「習ってないよ!」

「じゃあ、習ったことはわかるの?」

「じゃあ、あなたは予習はどうやってやるの?」と

聞くと黙ります。

予習は、習っていないところを

「ひとりで」勉強することです。

習っていないことは、自分で調べるクセをつけましょう。

習っていないことでも果敢に問題に

取り組む姿勢を身につけましょう。

自分一人で、何でもできます。

私が小学生のころは、塾に通う生徒は

クラスに1割くらいしかいませんでした。

つまり、みんな「ひとりで」勉強していたのです。

親も忙しい時代でしたから、教えてなんかくれません。

大人の世界では、一人で勉強することを

「独学」といいます。

独学で自分が好きなことを1年も続ければ

大抵のことはできるようになります。

まず、私たち大人が模範を

示していかなくてはいけないのかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る