一冊の問題集・参考書を2週間の高速で終わらせるということ

今、小・中学生の受験生にヤル気が出てきた順番の塾生から挑戦してもらっていることがあります。

それは、一冊の問題集や参考書を2週間以内で一周目を終わらせるということです。

冬期講習では、150ページある英文法の問題集を11日で終わらせた塾生がいました。その時は、大きな達成感を得たようです。

学校の授業では、詳しく解説をしながら進めていきますので、こんなにスピードを上げることはできないと思います。また、未消化の項目があるまま進めるのも難しいでしょう。

ただ、みなさんご存知のように勉強というのは、ノートにまとめようが、音読をしようが、大事なところに線を引こうが「繰り返し」を怠れば、どんな方法で学習しようと身につきません。ほとんど忘れてしまいます。それでは、勉強をしなかったのと同じです。

この「繰り返し」を何度も短い時間でできるようにしてもらうために、一周目をできるだけ速く終わらせる必要があります。

中学生には、まず英単語2100語を覚えてもらいます。一日150語です。

今までの学習法だと、一日に150語というのは不可能と思うかもしれませんが、やり方が分かればだれでも可能です。とにかく何が何でも2週間(14日間)で終わらせてみる。

終わったときに、今までに味わったことのない新しい世界が開けるはずです。ただ、この学習法は一度終わらせてからが本当のスタートです。「繰り返し」学習がが今までにないくらい速くできることに驚くはずです。

私の計算だと、1冊の単語帳を60分以内で復習できるようになります。分かる単語はどんどん飛ばしていきますので更にスピードが増してきます。

こうなれば一冊の単語集(基本単語を含めて2400語)を何百周もすることができます。どんな子供たちでも完全暗記が可能になります。

この高速学習法は、社会人が資格試験などで使っている方が多いようですが、小学生でも中学生でも十分できます。

ぜひ、ヤル気のある方は挑戦してみましょう。

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