小中学生にいちばん身につけてもらいたい勉強法。それは「独学」。

子供たちの言動を日々聞いていて、思うことがあります。それは、

友達がこう言ってた

テレビでこう言ってた

先生がこう言った

本にこう書いてあった

インターネットで、Youtubeで・・・

こうして情報を得ることは大事ですし、

得ようと思わなくても、情報の波はどんどんと

生活の中に毎日押し寄せてきます。

このことに関しては、何も言うことはありません。

ただ、多くの子供たちはそれらの情報を

「真実」とすぐにうのみにしてしまっていることです。

全然疑問に思うことがない。

ちょっとおかしいな、本当かな?と

考えることが一切ない。

これが問題です。

考えようとしないことが、一番危険だと思います。

小中学生に限らず、私たち大人もこれからの情報社会の中で

しっかりと生きていくためには、

「自分で考える」ことが大事になってきます。

大人も毎日流れてくる膨大な情報を

少しも考えることなく、また一切疑問を持つこともなく

へえ、そうなんだ。と

振り回されている方が多いのが現状です。

大人も子供もこれからは、情報の取捨選択を

キチンとできるようにならなければ、

情報を発信している側に、いいように操作されます。

ここで大事になるのが、

自分で勉強する力 ーーー 「独学」です。

この本の【勉強の本質は「考えること」】の章から、引用します。

勉強の仕方も大きく変化が求められていく可能性があります。学校や塾から与えられたコースに従って、ただ勉強して知識を集めて、詰め込んでいくだけでは、もはや通用しない時代になるはずです。

これからは、自分の頭で考え、自分自身で判断する力をつけるための勉強が求められる時代になるのです。そして、そのための有効な手段の一つが「独学」だと私は思っています。

「独学」とは、子どもたちの世界でいうと

「自立学習」という言葉に置き換えることができるのではないでしょうか。

なんでもうのみにせず、

また、なんでもすぐに解答を求めようとせず、

まずは【自分で】、【独りで】考えてみましょう。

この力をつけていくことが、

人とは違う生き方を生むことになり、

やがては、きっと多くの人びとのためになる

たくさんの人びとの役に立つ

人材へと成長できるでしょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

トップへ戻る