豊島鳳雛塾は、基本的に小学生から中学生までを対象としています。
例外的に継続生だけは、高校生も受け入れています。ただし、継続して学習するには課題をクリアしていただく必要があります。なぜ、課題をクリアする必要があるのかは読み進めていただければお判りいただけると思います。
中学の3年間があっという間だったように、高校の3年間も同様です。
大学受験に関しては高校受験の何倍も難しいだけではありません。中学の勉強は暗記だけでもそこそこ対応できる項目が多くありましたが、大学受験はそうはいきません。キチンと理解しながら学習を進める力、それを自分でなぜなのかを説明できる力が要求されます。暗記学習だけでは到底太刀打ちできないのが大学受験の学習です。
ここで、高校生として継続して通塾するための課題等を示しておきます。
【豊島鳳雛塾 高校生通塾基準】
① 継続生(豊島鳳雛塾塾生であった)であること。
② 継続生でない場合は、通塾基準に達した塾生本人による紹介があり、以下③~⑥をクリアすること。
③ ブラインドタッチができること。(Keyboard Master Level 5 までのクリアと、新聞記事20本のタイピング)
④ 英検3級以上もしくは、それと同等の力を有していること。
⑤ 高校基礎英文法の用語と解説の暗記。口頭テストをクリアすること。
⑥ 使用予定の英単語集、1~5章までのテストをクリアすること。
※テストは、毎月7日、17日、27日に行います。クリアできるまで、何度でもテストを受けていただきます。受かるまで通塾はできません。テスト日は、テストのみ受けて、すぐに帰宅していただきます。
③のブラインドタッチについてですが、高校生には月に2冊課題図書を読んでいただき、その感想文をA4で1枚半以上毎回提出していただきます。課題図書は全て大学受験に役立つものを選定していきます。
⑤の英文法用語・解説の暗記に関しては、学習を進めていくうえでどうしても必要だからです。
例えば、高校の英語の参考書には以下のようなことが普通に書いてあります。
Her mother went out for a walk.
この文章が第1文型であることは、どなたでもわかるでしょう。went out の “out” は、「外に」という意味で副詞ですね。まず、「彼女の母は外出した」と解釈します。この時点でこの文は第1文型だと判断できます。そうしますと、次の for a walk を見た時には、外出の目的が「散歩に」ということがわかり、この for a walk は副詞句ということになります。
中学生には、この説明はチンプンカンプンかもしれませんが、高校生が学ぶ参考書は、このように「知っている」ことを前提として書かれている場合が多いのです。
ここで言うと、”第1文型” ”副詞” ”副詞句”などの言葉とその内容が分かっていることが前提になっているということです。ここが分からないと、自分で参考書や問題集を一人で進めることができないばかりか、ページをめくればめくるほど、分からないことだらけになり全く勉強にならないのです。
英語学習は大学受験のかなめです。英語には、誰もが多くの時間を取られるようになるはずです。そして、もし英語は苦手なんて言うことになれば大学受験では致命的と言ってもいいでしょう。なるべく早く学習範囲が決まっている「英文法」だけは終わらせておくべきです。
英語長文を攻略するためには「精読」と「多読」がありますが、上に挙げた内容は英文を「精読」する際に必要になってきます。そのあとに多読用の本をたくさん用意してありますので、誰よりも多く読んでみてください。英語は得意科目になるはずです。
⑥の英単語テストは、中学の時にはやっていなかった、多くの英単語を覚えるという作業に慣れてもらうためです。受験直前まで英単語の学習は続きます。なぜなら忘れてしまうからです。受験するレベルによっては、更に単語集を追加しなくてはならなくなります。定期的にテストを行いますので課題としてのテストは、その模擬試験のようなものです。
最後にお月謝についてですが、高校生は中学生の時のように必要なプリントを出すこともなければ、毎月の学力テスト、定期テスト対策もありません。大学受験に向けた参考書と問題集だけを個別に選定するだけで、あとは全て自分だけで進めてもらいます。
ですから、他塾や予備校と比べれば高校生の塾としては、かなりお安いはずです。アルバイトをして、自分で支払えるのではないでしょうか。通塾日数は自由です。週3回以上勉強しにくれば、十分に元がとれるはずです。
1年生:21,000円
2年生:22,000円
3年生:23,000円
です。
2年生夏あたりから、塾内で模擬試験を受けることもできます(別途テスト代がかかります)。