日本語では自分のことを言い表す時に色々な言い方をしますね。
私、僕、わたくし、あたし、おれ、自分なんていう人もいますし、おじいちゃんなら「わし」という人もいます。時代劇なんかだと「拙者(せっしゃ)」とかも聞いたことがあるでしょう。
これらは全部、相手によって使い分けているんですね。お母さんの前では「俺」といっても、学校の先生の前では、あまり「俺」とは言わないと思います。
英語では「I」だけです。話す相手がどんな人であろうと「I」です。そして、文章のどこにあっても大文字で書きます。
相手のことを言い表す時はどうでしょう。
これも日本語では、色々な言い方をします。お前、君、あなた、そちら様・・・。
英語では「You」だけです。相手が年下であろうと、目上であろうと、校長先生でも、社長さんでも会長さんでも、相手を呼ぶときは「You」です。
ただ「I」と違って、文章の途中では「you」と小文字で書き始めます。