学校では、「a」は『母音(a i u e o)の前では an ~』、のように教えます。
しかし、それだけで教えてしまうと後々、「an hour」や「an honer」さらに「a union」などの例外を教えなくてはならず、生徒は混乱します。
全て音に準じて「a」「an」になっているのであって、アルファベットの母音の前で「an」、子音の前で「a」になっているのではない、ということを教えるためには、先生自身が正しい発音ができることが大事だと思います。
私たち日本人が1本(いっぽん)2本(にほん)3本(さんぼん)と発音するのも、このほうが発音しやすいからです。
発音の仕方の決まりが始めにあって、私たちはそれにしたがって発音しているわけではありません。決まり(文法等)は後からできあがってきたものです。英語も同じです。